「秘密の応酬」 Lylics:ななこ
(そちらはどなた様)
(あなたの泣く顔が見たいの)
(わたしが抱えた全部貰ってよ)
あの日「あい、あいつ、いつかの、
かのじょ憂鬱なだけと落としたでしょ」
縦に並んだ二番手はね 整理整列清潔にね
極まれ無いように適度に笑い一人で 泣け泣け
後を濁す 秘密の応酬を
この手で締め上げた
その視線も小洒落た言葉も
どの日も一時の逃避 転がして
あのさ、おと、おとせ、と急いた癖に
止まり木だなんて嘘でしょう?
あの日「あい、あいつ、いつかの、
かのじょ憂鬱なだけと落としたでしょ」
縦に並んだ二番手はね 整理整列清潔にね
極まれ無いように適度に笑い一人で 泣け泣け
一番手を伺ってるのに 移りゆくのは季節だけで
衰え無いように夜を紡ぎ一人で 泣け泣け
後を濁す 秘密の応酬を
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