27号線
words,music by Yambe Yuhei

夏の夜が 南のほうから せまってきたので
思い出を 鞄につめて 旅にでたのさ

ひとりぼっち夕暮れは ただもう赤く広がって
まぶたににじむよ きみの頬みたいで 忘れられない

夏の夜がゆくよ 森をぬけて 町をぬけて
海岸線が みえるときっと きみのことを 思ってるところ

砂浜に 打ち上げられた 遠い日の夢が
国道のヘッドライトに ゆらゆらゆれるよ

ひとりぼっち こんな夜は ただもう やさしく広がって
でもトンネルを ぬけるころきみが いとしくなるの

夏の夜がゆくよ 霧にとけた きみのかおり
海岸線が うたうときっと きみのことを 思ってるところ

真夜中に 降り出した雨が
きみの町にも 風をはこぶよ

夏の夜がゆくよ 森をぬけて 町をぬけて
海岸線を はしるときっと きみのことを 思ってるところ