ためらい河 向こう岸へ
一人乗りの舟を漕ぐ
でも怖くはない 恐れなどない
何もなかった日々に比べたら
そうだあの人もかつてはね
何かを目指してこの街にきた
「こんな風になってはダメだよ」笑っていた
その時のあまりにも底抜けに明るい表情が
僕の頭から離れない
一度でも緩めてしまえば
元の固さにはもう二度と結び直せなくなりそうで
ためらい河、向こう岸へ
一人乗りの舟を漕ぐ
でも怖くはない 恐れなどない
何もなかった日々に比べたら
続けることは果てなき闘い
始めのあの気持ちを絶やさないよう
浮いたり沈んだり本当にもう忙しないな
闘いの中気付いた「自分らしさ」
受け入れられたらブレ幅も狭まる
大小、日々、自分に課す課題
クリアする快感から生まれてくる自信を
どうぞ育てましょう
ためらい河、向こう岸へ
一人乗りの舟を漕ぐ
でも怖くはない 恐れなどない
手を振ってくれてる君がいる
いろんなこと浮かべてしまう
一人きりの静かな夜も
なんてことない 感謝しかない
背中に朝日を浴びて