雲の切れ間から差し込む日差しで森がまぶしそうに輝いた
登り始めた坂道の途中ですれ違うオレンジ色の景色
終わりかけた1日が名残惜しそうに影を伸ばす
僕は少し時が止まったような気がしてたたずむ
傾きかけた太陽はまだ暖かく街を包み込む
過ぎゆく時の残像が夕闇に隠されて消えてい
遊び疲れた子供達が名残惜しそうに手を引かれ
僕は信号機が街を染めていく景色をながめる
いくつもの町並みが想い出の中によみがえる
でも坂道から海が見えたのは初めてのような気がする
ここまでおいでよ君のことを見つめていたい
あと少しすると闇が訪れるから