忘却の彼方
日々、絶えない焦燥
焦る色 隠せないままでいた
そうやって過ぎる毎日を浮かべて
乾いた空気吸って、吐き出す言葉は
きっと意味を成さず
現状にただ支配されるだけ

夕闇に乗せる不可解の調
霞みゆく明日の陽炎

ただ泣いて歪んだ
あの日の背中
「小さな手じゃ救えない」と
留まった秒針を進められないままでいる
わかっているのに

苛立つ劣等感に背を向けていたって
同じ状況の上でいつかは戦う
叫ぶことできっと存在を示してる
ここに生きたこと忘れられないように

光漏れ誘う先に
塞いでいる過去 嘆きの画

ただ泣いて歪んだ
あの日の背中
「小さな手じゃ救えない」と
留まった秒針を進められないままでいる
わかっているのに