並木通りを
ひとりきりで歩けば
そのとき彼は
彼女をきっと思っている
流れの中で
リズムを気にしながら
ふたりはいつも
守り続けた
やるせない気持ちのときは
隠せない気持ちのときが
なぜなのか
彼女は今も
ゲートを通り抜けて
海に向かうのを
待ち望んでいるのだろう
流れの中で
リズムを合わせようと
ふたりはいつも
迷い続けた
やるせない気持ちのときは
隠せない気持ちのときが
なぜなのか
やるせない気持ちのときは
隠せない気持ちのときが
なぜなのか