作詞・曲 ケンジ
いつもと何も変わらない朝 細い声で君は言った
「追いかけたい夢があるの。…あなた以上に。」
こみ上げる想い 抑えながらも服の中で拳握った
物わかりの良い男(やつ)に見せたかったけど
「悲しい日も苦しい時も一緒になって乗り越えよう。」
それも所詮は口約束 君は忘れてしまったかな
前髪を切っても気付かない僕の頭をくしゃくしゃして
愚痴をこぼす姿も 甘い声も 全部、大好きなのに
3日かかって見つけた言葉「僕の事は気にしないで」
哀しい笑顔と少しの嘘を交えて
いつもの駅の午前10時のラッシュ明けの急行で
いよいよ君は旅立つ 僕を残して
『離ればなれの恋愛も、君となら続いてく』
そんな願いを胸に秘めて 君のカバンに手紙入れた
僕はあなたの顔 困らせるため 見送りに来たんじゃない
だけど「人」って奴は正直だね 涙、流れてしまう…
何年先でもいい すれ違いの日々と闘うだけさ
毎日想ってるよ 泣けてくるよ そんな人他にいないから
前髪を切っても気付かない僕の頭をくしゃくしゃして
愚痴をこぼす姿も 甘い声も 今でも大好きだから
僕はあなたの顔 困らせるため 生まれて来たんじゃない
きっと二人ならばどんな出来事も力に変わるはずさ
やがて月日が流れ、そしたらいつかお洒落して祝いたいね
でっかい夢を叶え、でっかくなった僕と君の再会を…