思えば昔…
  校舎の上から見下ろしてたグラウンドも
  今はただ通り過ぎるだけ時は過ぎた
  破れたフェンスに腕乗せて眺めてた
  響く掛け声耳傾け足を止めていた

  木漏れ日差し込む木の下 せみの鳴き声が聞こえた
  飛行機が空を横切り 雲を残していた
  スーツの上着を脱ぎ捨て タバコの先に火をつけた
  まぶたを閉じていた

※ 思えば昔 放課後ひとり 教室の隅 外を眺めてた

  集合写真の笑顔たち潜む影
  光差すはずの未来さえ信じられず
  いくつの悩みを抱えてたあの時代
  かたくなに信じた友情が自分を救った

  日差しが差し込む教室 窓際の席に座った
  意味なく開いたノートと 落書きされた机
  チャイムの音だけを待って ただ時計を眺めていた
  帰りを急いでた

※※自転車漕いだ ゆるい坂道 過ぎた季節を ただ思い返す

※ repeat
※※repeat