憂鬱な光
こうして今日がいつも通り終わったよ
二度とは来ない大切な日みたいだ
何度も言い聞かせてみるけど
でもつまらない毎日と同じだ

何一つ変わることもなく回る


もう似たような今日はとうに飽きたよ
二度とは来ない大切な日なのにな
何度も手を伸ばしてみるけど
まだ掴めない 何かを探したいな

何一つ変わることはなく続く

満たされていた月の照らす僅かな明かりが
眠れない僕らの憂鬱を包み込むだろう
ありふれていた日々に潜む微かな光だ
満たされない 僕らを明日へと運んでくれるだろう


さあ 歌おう 世界はもう眠ったよ
誰も起きない僕らだけの時間だ
何度もそれを歌ってみるんだよ
嘘一つもない 確かな光の歌


降り続いていた雨の後に注いだ陽射しが
笑えない僕らの憂鬱を振り払うだろう
ずぶ濡れのまま 立ち尽くしたあの日の痛みが
戻れない僕らの明日を支えてくれるだろう


俯いたまま何を探してた?
まだ見えない明日が嫌でも見えるだろう
つまづいてもそれでも探したよ
僕らは何処へ辿り着くんだろう