ハルカゼ

金色の光の筋はキラキラキラ
それに乗れたら僕も輝けるかな？
日差しを浴びた緑は風に吹かれ
すくすく育つ
君の顔を見ながら

それがウソなら騙しつづけてくれないか
意志の弱い偽善者にならないで
それがウソでも騙されつづけてみせてやる
ここまで出た言葉が　言えない


鋭（とが）った松の葉の先　揺らすは春？
色めくつぼみたちは気付いたのか
僕らはまだここで相変わらず
猛スピードで過ぎる季節　眺めて

これが罪でも笑い飛ばしてくれないか
優しさでこの傷をひろげないで
それが罪でも笑い飛ばしてみせてやる
君に誓った決意が空回り

このままただ息をしていて
闇が囲おうと
見失いたくない　その手を

それがウソなら騙しつづけてくれないか
意志の弱い偽善者にならないで
それがウソでも騙されつづけてみせてやる
ここまで出た言葉が　言えない