月灯り
心の真ん中にポッカリ空いた穴を
覗いて見たら 今も君がいた
窓に注ぎ込んだ月灯り そっと目を閉じた

二人 夜の公園の柵をよじ登って 忍び込んだ
僕ら月灯りのスポットに照らされて 溶けるほどにキスした

もう戻らない
悲しみを乗り越えて初めて愛の意味を知る
君を思うほどに溢れ出す 「側にいて」

うっかり飛び乗った思い出タイムマシーン
終着駅には 今も君がいた
胸が熱くなって会いたくて また目を閉じた

二人 チャイナタウンの肉まんかじりながら 見送るホーム
君は閉じる扉吐息でくもらせて
指で書いた I Love You

もう戻らない
悲しみを乗り越えて 初めて愛の意味を知る
君を思うほどに溢れ出す 「側にいて」

二人 夜の公園の柵をよじ登って 忍び込んだ
今はあの日の思い出を胸につめこんで歩き始めた 未来へ

もう戻らない
悲しみを乗り越えて 初めて愛の意味を知る
ありがとう愛おしい君よ さよなら