望遠鏡
霞んだ ビニール色 の空、校舎の屋上で見ていた
僕が望んだ 未来はこないのかな



風が吹く はずなのに



頭を 抱えるよに 忙(せわ)しいみんなが嫌いで
"イマは" と忘れて 冷えたコンクリに寝転んだ



いっそ総て 壊そうと 試しては その都度ケガした



望遠鏡 覗いて見ていた僕らは もっと素直に 笑ってみえたのにな
当然のように見捨てられた揚げ句 僕達はガード下に転がった
だけど生きてかなきゃ だけど笑ってたいから だけど生きてかなきゃ このままじゃダメなんだ

(間奏)

霞んだ ビニール色 の空、校舎の屋上で見ていた
僕が 望んだ 未来は こないのかな



望遠鏡 通して見えた未来は 夢や希望が 確かに輝いてたんだ
校庭を 駆け抜けては震えた心臓に 習うべきこと もう少し有ったのかな
またアスが見えたら 呑まれてしまうんだろう けど それはきっと僕が 望んだことだから