作詞・作曲 岸家奈央
未明の会話はいつも以上にぼやけてて 体半分ベランダにはみ出して
タバコの煙は凍てついた夜明け前の 空へとそっと消えていく
眠い瞼こすって朝焼けに黙った 少しだけ残るアルコールの頭痛
次第に光が町を包みだす時刻に 虚ろな眼をした2人は滑稽で
また同じような今日が始まってくんだね 素敵な不毛なら上等だったね
いつものこのやりとり嫌いじゃないよって アンタに言ったこと覚えてる
なんとなく思い出してみては 涙がまた溢れそうになるんだ
正直今になってこんなに後悔するなんて思ってなかった
バカ騒ぎしてみたって強がってみせたって お互いなんか空回りしてるみたい
なりたい自分に容易くなれたらいいのにね ホント上手くいかないことばかりだね
置いてけぼりくらった世界の隅っこでも 2人だったから怖くはなかった
確実に訪れる明日へと同時に 進んで行けたならよかったね
なんとなく思い出してみては もう一度あの場所に戻りたくなる
正直今になってこんなに愛しく感じるなんて思ってなかった
あれから 随分と時は 流れていったね 話したいこともたくさん増えたけれど
何処にいるかなんて今はもう分からない 思い出以外何も残ってない
なんとなく思い出してみては もう一度あの場所に戻りたくなる
正直今になってこんなに愛しく感じるなんて思ってなかった
なんとなく思い出してみては 涙がまた溢れそうになるんだ
正直今になってこんなに後悔するなんて思ってなかった