愛の歌の歌
僕はいま愛を歌いたいけど、こんなんじゃ歌えやしない。
歪んだギター、歪んだ思いじゃ うまく伝えられそうにないな。
結局、歌えるコトバなんて「君が好きだ。」それだけなんだよ。

いつだって僕の頭に浮かぶのは使い古しのコトバだけ。
どんなラヴソングだっていろんな武装をしているけれど、
真裸にしちまえば、「君が好きだ。」それだけなんだよ。

「そばにいて。」って叫んでも
「ありがとう。」と感謝しても
「君に出会えたのは運命だ。」なんて言っても、
偶然だったとしても…そうさ。

真裸にしちまえば、「君が好きだ。」それだけなんだよ。

どうやってラヴソングを作ればいいんだか僕には分からない。
四六時中 君のことを考えているはずなんだけれど
結局、歌えるコトバなんて「君が好きだ。」それだけでいいかい?

「君が好きだ。」どんなコトバもこれにはかなわない。
「君が好きだ。」それだけの僕を許してね。
君が好きだ。ホントに好きだよ。