丘の上の町
君の分けた髪、僕がよそ見してる間
そんなに伸びてたこと、知らなかった
バスを待つ君が、風に吹かれないように
何もない道、上を向いて歩いた

本当の自分でいるってこと
僕にはちょっと難しくて
考えてしまうたび
ここにいる

ほらほらほらほら
景色は光る、心は揺れる
町はキラキラキラキラ
僕は最後に泣いた
この町の隅っこで泣いた

雨をしのぐ屋根、考え事にふければ
いつもの笑い方を忘れていた
バスを待つ君が、雨に打たれないように
ポケットの中、そっと手を握った

本当の自分でいるってこと
僕にはちょっと難しくて
考えてしまうたび
ここにいる

ほらほらほらほら
景色は移る、僕の目の前で
町はキラキラキラキラ
僕は最後に泣いた
この町の隅っこで泣いた