かなしいときには、
かなしい歌を どっぷりと聴けばいいさ
かなしいときには、
かなしい涙を たっぷりと流せばいいさ
ぼくらの道には、曲がり角が
いくつも いくつも あるけど
右に曲がろうかな? それとも 左?
選ぶのはぼく。ぼくの心。
もうすぐ陽がおちる
駱駝色の空から
明日も 自分らしく ありなさいと 風がささやく
きみが感じてる その心に
まっすぐに生きればいいさ
きみが感じてる その心は
誰のものでもない きみのものだから
ぼくがこの世から いなくなって
何十年、何百年が経っても
ぼくが生きてきた ほんのわずかな足跡にだって
意味があると。
誰の心の中にも
分厚い本や新聞の隅っこにさえも
ぼくの名前が残らなくても
かなしいときには、
かなしい涙を 流せるぼくでいたいんだ
うれしいときには、
うれしい涙を 流せるぼくのままで いたいんだ
きみが感じてる その心に
まっすぐに生きればいいさ
きみが感じてる その心は
誰のものでもない きみのもの。
かなしいときには、かなしい涙を
うれしいときには、うれしい涙を