留まること できない 少しくらい眠ろう
風の色 移り変わる まるで恋の模様
会えずにいたならば 少しくらい楽だったろう
思いは募るばかり 文字通り 胸が痛い
言葉が浮かんで 沈めて絶えてしまう
また言えずにただ 過ぎる 一人の月明かり
いつかは 忘れるかな 寂しい願いだ
ぼんやり眺める 街の灯りは 悲しげ
会えずにいたならば いい思い出のままだった
世の中は意地悪 嬉しさと 切なさ 同じ
言葉が浮かんで 相手を察して鎮める
別れた時の思いがふっと 蘇るよ 夜の空
夜の闇で 巡らせる こんな時 頭が冴える
そっと幕引きしよう 会えただけ 幸せ