oblivion
透明になった感情で
空っぽになった心の底に夜風が染みる
君が佇んだ後を
街灯のスポットが照らして温もりは消える


何気ない声と飾った笑顔の裏
気づいていたよ
泣いていた本当の声


今までずっと君がいたね
それが僕にとっての日常で
そっと大事なもの
声を少し飲みこんでいた


遠く見慣れた空と
出あった季節の匂いが心を揺らした
世界が終わるような夜
世界が始まるような夜明けを僕は一人待つ


何度も繰り返して諦めてた
届かない思い綴るけど君はいない


忘れはしないあの日の夜
僕らは嘘を一つ飲み込んで
ずっと傍に居る、と
無理だとはわかっていたけど
そっと諦めてた
君と僕はあの頃きっと
何もかもが全部
許せないままわからず生きていた


何度も君宛に綴った手紙を
破り捨てて君のことを迎えに行く


今までずっと君がいたね
それが僕にとっての日常で
そっと大事なもの
声を枯らして


忘れはしないあの日の夜
僕らは嘘をひとつ飲み込んで
ずっと傍に居る、と
無理だとはわかっていたけど
そっと諦めてた
君と僕はあの頃きっと
何もかもが全部
許せないままわからず生きていた