寒空の下 一人歩いて ふと星を見上げれば
一片の雪 ふわり僕のもとへ舞い降り その8秒後に
あの日の雪が降りしきって
永遠を誓ったあの日さえ 恋しく想える二人の記憶
瞳を閉じれば無邪気に笑う君 今でもこんなに溢れてて…
「寒すぎる」と僕のポッケに 手を忍ばせる君と
冷たい手で君の頬に触れて 嫌がる君を笑う僕
そんな二人が溢れてて
さよならを交わしたあの日さえ 愛しく想える二人の記憶
「近くにいてね」とキスして誓った 指切りした指は離れて…
冬枯れの道も 二人寄り添って待った寒い駅のホームも
離れ離れでもつらくなんてないと教わった 君と見た雪に
幸せの温かさ知った 君といた冬は 二度と戻らないけれど
溶けてしまった雪もう戻らないけど
奇跡のよう あの日の雪が舞う
その優しい懐かしさに僕の心君の想い出溢れた
粉雪が二人を包んで
笑顔で交わした約束
ごめんね。もう君と過ごせない冬
あの日の二人は信じていたのに
一人きりで見上げる今夜の空 二人の想い出降りしきるから
心がチクリと痛くて痛くて…
今も君の声がね 響いてるよ