ー雪見月ー
静寂に包まれて初雪が舞う夜に
この雪と君の事 なんとなく重ねたよ
雪は僕以外の誰かの肩に積もり積もるのだろう
静かな夜一人溢れた
はらりはら舞い落ちる雪と遥か雪見月
触れたなら消える定めなら僕は月になるよ
二人してキラキラと笑い合う日があれば
今はもうそれはもう十分過ぎるのに
僕に出来る事などあるの?本当はもう何もないの?
気付けばプライドが溢れた
てのひら 伸ばせば溶ける事 分かりきっていた
それなのにどうしても君の温度感じたかった
はらりはら舞い落ちる雪と遥か雪見月
触れたなら消える定めなら僕は月になるよ
はらりはら舞い落ちる雪と僕は雪見月
強がりと思われたくない 涙よ雪になれ