カボチャの靴
目の前には立派な城
隔てる壁は分厚い
いくら叩いても壊れてくれる気は更々ないようだ
貴方も敵でしたか
私は掃除してればいいのですか
見事な被害妄想
脳も一緒に掃除してみてはどう?

カボチャの馬車に乗った魔女が
現れて魔法で君を
あの城まで連れてってくれるなんてお伽話に縋ってないで
一歩ずつその足で歩いて
あの城まで向かおう

歩いていける距離じゃないでしょ
靴すら履かずに何を言ってるの
寝言は寝て言え
勿体ないことこの上ない


カボチャの馬車に乗った魔女が
なんてこと言うのは止めて
あの城まで向かおうよ

カボチャの馬車に乗った魔女が
現れて魔法で君を
あの城まで連れてってくれるなんてお伽話に縋ってないで
一歩ずつその足で歩いて
あの城まで向かおう

カボチャの靴ならあげるから
あの城でずっと待ってるよ