あなたはもう戻らない 寂しくなった背中に 今更何も語り掛けないわ
ただひとつ言えるのは その零れ落ちた涙が 明日へと続く唯一の希望なわけじゃない事
永遠の二番手だなんて言わないで あなたしかできないことはあるわけだし
まだ私はあなたがくれたエールを覚えているよ
寒くなって 迷っても
いつだって頼りになるのは あなたが暖めてくれた私の右手だ。
駄目になって 怖がって
傷ついても愛してくれたから
私は あなたと二人がけの このベンチに掛けた
いつからだったのだろう 疲れきった体が つぶやくのは弱音ばかりで
あなたはきっと弱くない でもたたみかけた痛みが 癒えるまでにあまりに時間がなかったのよ
完全な存在だなんて信じない 誰にでもできないことはあるわけだし
ほら私は未だにあなたを嫌いになれないでいるよ
逃げたくって 間違えて
怒られても走ってこれたのは いつも笑わせてくれたあなたのおかげだ
嘘をついて 泣き出して
困らせても笑ってくれたから
私は あなたがくれたはずの このチャンスに賭けた
僕は誰かの控えなんだと諦めないで 代わりはいないのよ
あなたのぬくもりが残ったその場所を私は決して忘れない
寒くなって 迷っても いつだって頼りになるのは あなたが暖めてくれた私の右手だ。
駄目になって 怖がって 傷ついても愛してくれたから
私は あなたと二人がけの このベンチに掛けた
このチャンスに賭けた