コインランドリー
ぐるぐるまわる洗濯物
少年ジャンプを読みふけっていた
遅々として進まぬ物語に
そのころ飽きあきしてたよ
穏やかな水曜日


コインランドリー
眠いあの日
白く淡い
洗剤流れる音聞いて
ゆめみてた
ぽかんと開いた
時間の渦におちたとしても

山程ためた洗濯物
一度にすべてをリセットしよう
だけども
昨日のパンツ、先週のシャツ
連なる日々の行く先は
暖かな木漏れ日