水色の空は伸びて どこまでも続いてく
高く昇る太陽が眩しくて
後ろに伸びる影を 僕は切り離して
空に飛ばせたらいいのに
忘れてしまったものを
もがき苦しみながら
僕は探し続け 今もここにいる
夕暮れを待つ背に ゆっくりと日が落ちてゆく
君のことばかりを ずっと考えてるよ
曇り空が創り出す 心の重さを
吹き飛ばすような風が吹く
歪んでしまった僕を 諭すように空は
涙を流しだした
汚れた胸の中を 君の存在だけが
あの日の僕を救って
そっと包むんだ
肩に落ちる雨が冷たくて 体温を奪う
沈みかけた僕に 君が傘を差したんだ
温かい手でぎゅっと掴んで 何も言わずに
僕をそっと抱きしめてくれたんだ
色の無い世界に パレットを手にした君が
キャンバスに絵を描くように 僕を染めてゆくから
『その手に自由を さあ羽ばたいて
あなたが次は ワタシを救う』