コメディアン
作詞 作曲:正角竜太

やっぱり僕は君が好きだ
抑え込んでた感情は 案の定
君と離れた曲がり角の先で
僕の事を待っていた

好きになってはいけないんだ
何度も言い聞かせたんだよ
だけど君と会話をすれば
また共通点を見つけてしまうんだ

少年の頃のように 好きだという想いで
満足できたら
話し掛けるきっかけも オチのついた話も
考えないのに

どれだけ恋したって 戯けてみせたって
一番の笑顔は彼だけの物
頷くのは表の顔で 心は傷つき沈んでる
彼の話なんて 聞きたくないんだって
本音を言えば もう話せなくなる
だから僕は また頷いて
記憶の中 君の笑顔を刻んだ


ポスターだけで選んで入った
無名揃い ラブコメのレイトショー
いい人止まりの 脇役に身を重ね
ハッピーエンドには思えなかった


君を嫌いになれたら 忘れてしまえるのに
でも君を深く知ることもできない
距離だから 好きになるばかりで


今まで恋したって 彼氏がいるんだって
分かれば 諦めてきたんだけど
それでも君は 僕と共に歩いてほしいと思うんだよ
喜ぶ時だって 落ち込む時だって
君の気持ちに寄り添って歩くから
ほんの少し こんな僕にも
ピントを合わしてくれはしないかな
好きだと伝えても ジョークになるのかな