Word:YUKKA/Music:Dahna
1.
星明かりまたたく 夜陰に募る影
迷い道 惑いゆき 僕の血が目覚める
柔らかな光は 色合いを変えてく
現実か 欲望か 夢うつつ囁く
薫る風に招かれ走る 咲き誇る花踏み散らし
求めよ 想い賭けて その剣 高く 掲げ 祈れ
霧深き森の中さまよい 響き渡る靴音
運命の時 今宵君を 悪しきこの地へ
2.
奏でる夢追いかけ触れる 月影さえ僕を隠す
叫べよ その身晒せ 美しい 髪に 触れて 崩れ
薄紅で彩られ艶めく 唇へとさそわれ
宴の時 今宵君を 刻みつけよう
踊れよ 歌声に 心ゆだねて
白き肌は輝く 夜の光を浴びて
惑えよ 眼差しよ 我が身を映して
蒼き瞳ゆらめく 重なる影は始まりの時
乱れ舞う罪深き剣は 薔薇色に包まれて
祈りの声 覆うほどに 流れ続ける
全てをひた隠す 夜霧が消えて
差し込む月明かりが 醜悪を曝け出す
触れ合う眼差しは 真実映して
潤む瞳とまどう 夜の魔法が解ける
掴んだ左手が 震え引き込む
細い君の指先 僕の手をすり抜けて
振り向く眼差しは 我が身を映さず
堕ちる涙弾ける 重ねた影は淡い幻影