prion

波音に揺らいだ 蛋白の蛍火
鮮やかに閃いて 大海原を染めた
舞のような 踊りのような 確かな意志とともに
潜んでいたのは僅かに巡る感情
吹き荒れる喜び
光溢れ何かが溢れ落ちたよ
悲しみを知る
暗闇は続いた 誕生は奇跡か
灼熱の球体が 割れた大地を染めた
緑色 つつむ青 確かな意味とともに
知っていたのは旅の終り辿る道
それでも強く咲く
光あふれ 何かがこぼれて消えた
労りの様な
遠い昔忘れられた地の影が
空へとよみがえり
強く強く それはあまりにも強く空を破いた
光溢れ 命燃えた
光溢れ 命燃え尽きるまで