此処は誰も知らない白黒の世界
僕には君しか見えなくて
君の幼い声 君の照れる顔
全てが僕だけの物だったのになぁ
此処は誰も知らない絵画の世界
それでも君しか見えなくて
だけど君は泡のように消えていったね
君以外何もいらないのに…
さよならなんて言わないでおくれよ
君がいないと息も絶えそうで
治療法なんてこんな僕にはないけれど
ひとつあるならば君が言う「愛してる…」
此処は誰一人いない無音の世界
ねぇ僕の歌だけは聴こえるよね?
もしもこの歌がすっと消えてしまっても
君の耳に残っててほしいな
此処は誰一人いない無想の世界
ねぇ僕の愛だけは伝わるよね?
今日も夜空の下で流れていく星に
「もう一度逢えますように…」
さよならなんて言わないでおくれよ
君がいないと何もできなくて
治療法なんてこんな僕にはないけれど
ひとつあるならば君が言う「愛してる…」
もう一度聞かせてよ…
君に逢うためのこの歌もあと少しで終わるけれど
天国行ったって生まれ変わったって何回でも歌うんだ
今君は何してるかな この歌聴いていたらいいな
これが僕のお願い…
さよならなんて言わないでおくれよ
せめて「またね…」って聞きたかったなぁ
運命は僕らをどうしてこうも嫌うのかな
どうして僕らだけ…
何処にいてもどんな世界でも君を捜すよ
夢で逢えるかな 今日も橙色の灯りに照らされながら
君を想って瞳を閉じる
此処は君と僕だけの夢の世界
また此処で逢おうね