ブラーンブラーン
うつむいた少女をさらって
もう片手にはウイスキーのビン
サーカスみたいな町中を
壊して歩いてく


町中に胡散臭い香り
その上に吐く嘔吐と思想
首吊り台に身を任せて
みんな笑って揺れている


人がぶらぶらと揺れている下で
君とぶらぶらと歩こう
ただダラダラと彷徨う
歩いていく


動物園のどうぶつみたいな
人間ばかり歩いてる
見えない鎖に絡まって
互いの首を絞めている


気がつけば首を吊ってる
体は腐ってブラブラーン
その下を君とブラブラーン
歩いていく

ブラーンブラーン