見慣れた風景に 僕はふと、足止まる
置き去った思い出が 溢れては風に溶けた
消えかけた街灯に 自分自身を重ねては
無意味だとは気づけども 其れの外に術も無く
落ちる砂時計、白昼の星空
胸の痛みだけが それを物語る
降り注ぐ雨に打たれて、天を仰ぎ苦笑い
移り行く日々の残像は 僕を追い詰める
白色の嘘達は 新たな罪を呼ぶ
突き刺す様な痛みは 闇を浮かび上がらせた
透明な炎、真夜中の太陽
見つめ続けている 原色の思い
暮れ行く空が移し出す 抱えて行こう、その弱ささえ
振り返らず、ありのまま行く もう戻らない
回る世界は、夢のようで きっかけもないまま…
(繰り返し)
目を伏せる現実
繰り返されていく