枯れ葉が舞う季節を、決して忘れはしないだろう
心に刻まれた、せつない「灯」の物語

日が変わる頃、偶然あなたを見掛けて
少しだけ季節の風が和らいだ気がした

昔なつかしい話に花咲き、あなたの笑顔に見惚れ、そして
今でも変わらぬこの思い、気付かせる

もどかしい、「あの頃」の記憶甦る 言えなかった一枚の言葉
枯れさせること出来ない灯を 今も胸に抱いてる
はかなく

あの頃と変わらず、灯はゆらゆらと灯り
あの頃と変わらぬ自分に嫌気がさした

結末はわかっていた恋 灯無理矢理消そうとするけど
どうしても消えないから、また心の中にしまうのか…

だけど

もどかしい、自分の灯どうしても伝えたい 言の葉にのせ
枯れて落ち葉だらけのこの心に 一枚の勇気を下さい

その灯が枯れてしまわぬその前に すべての思いを伝えたい
そしてこの季節の風が切ない 物語に終わりを告げよう

一枚の勇気を下さい、灯よ