♪天狗どん ~いにしえからの物語~
いにしえから伝わる 天狗という生き物 現在(いま)も存在するのか、しないのか・・・
スリー! ツー! ワン! 天狗どん!
日本中 あばれまわる オイラが 天狗どん
カランコロン 聞こえるよ 後ろだ! 気をつけろ!
なんだろうな? この気持ち? グングン 舞い上がる
(天狗 天狗 天狗どん) こっぴどく 叱られても すぐに わすれてしまうよ
(天狗 天狗 天狗どん) じまんのハナ 折られても すぐに はえてきちゃうよ
(テング テング) いやいや こテング (テング テング) まだまだ こテング
(テング テング) そろそろ おテング (テング テング) ほらほら きテング
アマいこと だいすき チョロいこと だいすき メダつこと だいすき
これが オイラじゃ 天狗どん!
(天狗 天狗 天狗どん) Yシャツのえり たてても 他人は(ヒトは) たてないよ
(天狗 天狗 天狗どん) きみのこころに ひそんでる それが 天狗どんだよ
(テング テング) いやいや こテング (テング テング) まだまだ こテング
(テング テング) そろそろ おテング (テング テング) ほらほら きテング
天狗 天狗どん てんぐ! 天狗 天狗どん てんぐ!
天狗 天狗どん てんぐ! 天狗 天狗どん てんぐ!
曲解説
「いい気になって自慢したり、自惚れたり、得意になったりすること」を「天狗になる」という。
この世には、「ワタシは、何があっても天狗にはならない」と言う人もいるが、果たしてそう言い切れるだろうか?
「天狗になる」という環境が整ってしまえば、天狗度に差があれど「誰しも天狗になってしまう」のではないだろうかと思う。
ただ、今一度考えて欲しい。
たとえば、人気のあるバンド「A」があるとする。
Aは、Aが好きな人からすると「すごい人」であるが、プロ野球選手が好きな人からすると、プロ野球選手がすごい人であり、Aは「すごい人ではない」。
つまり、「天狗になる」ということは、1つの世界しか見えておらず、狭い視野しかもたない人間の「1人よがりの勘違い」なのである。
この曲は、自分自身が天狗にならないように、曲を聴いていただいた方も天狗にならないように、という願いを込めた曲である。