スピカ
「叶わない」と口にする 色褪せたとりどりが
押し留めていた古い釦を 躊躇わずにもう外そう

七色の星屑 夜空に舞い散るように
一切の輝きでこの闇を照らすから
いつだって
崩れそうな時は 何度も君を想うよ
容赦なく過ぎ去く時間とさえ 手をとって

霞む
消えてく
曖昧なままで

「いつかわかる」 そればかりで

風を起こして この雲を退けて
さあ、始めよう この両手で

君が言った言葉 何度も繰り返す・・

七色の星屑 夜空に舞い散るように
一瞬の輝きでこの闇を切り裂く
今だって
崩れそうな時は 何度も辿る願いと
あの星のずっと向こうへ行くんだ
もっと

想いを、どこまでも