[今もまだ君の事 忘れられなくて
傍にいて抱きしめてよ あの頃のように]
口内炎のようなやるせない痛み 夜更けに車を走らせる
ライトが照らすほんの先の未来 サイドミラーには君はもういない
ゆっくりとラジオが流れる がらんどうの助手席に
思い出の欠片を集め 合わせてみたけど一つ足りない
いいかげんな性向の僕も 二人重ね着した時間に
真っ直ぐ向き合って決めたこの答え
君は君の路へ そして僕は地図にない路へ
ただ胸の奥 居座る想い 痛みと同じようで違う
僕の隠れた領域に土足で踏み込めたのは 君だけなんだ
でも何故だろう 思い出すのは最後の言葉を語る 目を腫らした横顔だけ
あんなにずっとそばにいたのに
今となっては君のこと 何にもわからなくなってしまったけど
一つだけ言える事 沢山の愛を僕にくれてありがとう
君と逢えて良かった
君を抱き締めたこと 君と出逢えたこと 笑いあったこと
君を愛してたこと みんなみんな大切なモノさ
忘れない、忘れられやしない ありがとう
今まで僕の隣にいてくれて
[今もまだ君の事 忘れられなくて
僕はもう君だけしかいらないんだ]