Albino Crow
空を飛ぶ翼を 持ちながらも
忌み嫌われて 涙に沈む

暗い闇にも染まれないなら
この世界から早くお帰り
分け与える愛情もないから
その存在(すがた)に視線も合わせず

光の輪の中 進む勇気も
楔につながれて 静かに眠る

白い翼に傷をつけても
同じ思いを重ねられずに
深く鋭く胸を切り裂く
きしむ心赤い影をおとす

Oh Albino Crow
傷痕が たとえ消えても憶えている
Albino Crow
この羽根が やすらぎの空導くまで


満ちては 欠けていく月のように
カタチを変えてゆく 好奇の視線

つかの間の夢 幻と
逝きながら世を儚むなら
瞼を強く閉じたままで
塵と消えゆく 瞬間(とき)を待つだけ

Oh Albino Crow
哀しみの果てに答え見つかるなら
Albino Crow
この羽根を 傷めても飛び続けるだろう


Oh Albino Crow
傷痕が たとえ消えても憶えている
Albino Crow
この羽根が やすらぎの空導くまで

空を飛ぶ翼を 持ちながらも
忌み嫌われて 涙に沈む