ある朝ぼくは綺麗な花を見つけました
ずっとずっと遠い場所に咲く綺麗な花でした
ぼくは毎日綺麗な花に水を遣りました
ぼくの好きなものの話を毎日しました
君の言葉が解りたいと君の想いも解りたいと
何度君に話しかけたら君は頷くんだろう
私がしたい話も あなたの話した言葉も
まともに伝わらない そんな自分がとても嫌いで
人や花の壁とか 私に言葉がない事が
君に会いたいけど会うのが辛い
息苦しい 私が花でなければ
ある時花はとても元気が
ありませんでした
水をあげても話しかけても
下を向いていました
君の言葉が解ったら ぼくらどれだけ伝わるだろう
泣いた顔や笑った素顔 ありのままにみせてよ
あなたの想いを知った時 私が嫌いになった
あなたの瞳に水の滴が 溢れ出していて
地面と空しか知らない 私の世界が変わった時
私は私で良かったんだと 素直になれました
ある朝ぼくは綺麗な花の夢を見ました
綺麗な花は 「いつもありがとう」
そう言いました