独り歩く飛び立てない鳥は
傷のついた羽を休めてる
水面に浮かぶ蒼く滲む月を
見つめながら彼を待ち続けた
錆びた十字首にぶら下げた
天使眠りその息を溶かす
ちょうどこの空が蒼褪めた頃に
星屑集めて飛べるだろう
暁が照らす揺れるその鼓動
燃え尽きぬ様に鳴り響いている
とめどない日々は明日を描くだろう
願い焦がして
黄昏眺める飢えたこの街で
傷を刺す様に銀の雨が降る
通り過ぎてゆく大人達の群れ
儚くも涙が流れ落ちる
その我道の先に見える灯火は
まだ照らしている まだ照らしている
とめどない日々は明日を描くだろう
願い焦がして
暁が照らす揺れるその鼓動
燃え尽きぬ様に鳴り響いている
とめどない日々は明日を描くだろう
願い焦がして