作詞・笹原 優邦
作曲・長谷川 祐己
月、以外見えない真夜中の街で僕は
ガラス越し目を閉じて君のコトを探した。
まるで空に穴が開いたみたいに今日も
光が反射して溢れて零れた。
風が運んだ痛みの行方は
巡ること知らず今も僕の中。
静かすぎる夜とあの日、見つけた星座。
夢以上、大切な物は何も無かった。
そんな風に朝の訪れを待ちながら
寄り添って居られたらもう何も要らない。
夜明けが変えてく僕のことを。
君はどんな瞳で見つめてたんだろう?
この街で見つけた眠らない夜を幾つも。
この街で失くした静かに満ちていく夢の続きを。
輝きを増す程、薄れていく言葉は
曖昧に浮かぶから君には届かない。
いつも僕の少し前を君は歩いた。
その癖が何故なのか今ならよくわかる。
両手を広げて目の前の翳せば。
ほら僕だけの光、この瞬間だけは。
君が僕に求めた答えならやっと見つけた。
色付いてくこの空、満ちていく夢の続きを。
この街が教えた眠らない夜を幾つも。
この街で見つけた静かに頬を撫でたこの風が伝えた。