花火はベランダから(Full-Cho.)
少しずつ暗くなる空につられ 涼しげな顔が溢れて行くんだね
そっと香りが夏に染まって 小さな声も大きく変わる
一人でベランダから眺める 一瞬の光の物語
時を忘れ 空を見ていた

今 僕は そんな光景 見ながら 自分相手にグラスを交わすのさ
ゆっくり風が夏を彩って 小さな体が人込みに紛れて行く
昔に聞いた話 ふと思い出したよ そして僕は 一人 微笑いながら
花の光を 体に浴びて

ずっとこのまま時が止まって 幸せな気持ちが続けばいいのに
一人でベランダから眺める 一瞬の光の物語 時を忘れ 空を見ていた
一人でベランダから眺める 一瞬の光の物語 時を忘れ・・・
まだ見ぬ明日へ