絶え間無く
聴こえる筈のその声は
やがて 知らぬ場所へと注がれていくなら
引き抜かれたままの
その弱き心で
今はただ 力無く眺めよう
渇き切った その横顔を
突き刺す痛みなら
何も変わらずに
軋むような声を立て
無意味な虚しさ刻み込む
散り際を鮮やかに
美しく染める為に
振りかざした偽りの中で
生きている
居場所の無い眼差しは
薄暗く
揺れる火が 燃え上がり
そして果てるまで
今はただ その時を眺めよう
消えかかった
その横顔を
置いてきた安らぎの全て
壊して
止まぬ音に耳を立て
遠退く意識の中で流れる
いつかの澄んだ瞳を
醜くする為に
突き刺す痛みなら
何も変わらずに
軋むような声を立て
無意味な虚しさ刻み込む
散り際を鮮やかに
美しく染める為に