絶妙の時
縁取られた自由に
覗き込むことしか出来ず
意味の無い言葉だけが宙を舞い出す
戻れない不安ならば
敢えて戻る必要も無いから
手繰り寄せた明日へ向かって

今いる所はどこなのか?
深い深い意識の中で
彷徨えど 確実に行ける
光射す場所まで

そう
目の前の全てが意味を持ち始めている
何かが縛り付けようとしても
もう 止まらない
動き出した
鋭く放つのは自分自身
いつだって絶妙の時

弱さを出せば静かに
確かに近付いて来る
偽りの優しさが手を差し伸べる
いつの間にか抜け出せなくなって
勘違いの心地よさに
力無く身を委ねている

今いる所はどこなのか?
深く広く見渡せばいい
振り払えば何度でも行ける
光射す場所まで

そう
目の前の全てが変化し始めている
何もかも白と黒でしか見えなくても
もう 迷わずに
可能性を叩き出せるのは自分自身
色付いた絶妙の時

そう
目の前の全てが意味を持ち始めている
何かが縛り付けようとしても
もう 止まらない
動き出した
鋭く放つのは自分自身
いつだって絶妙の時

色付いた いつだって絶妙の時