偽りの絆に寄り添う
そこに愛はない
胸の奥 亀裂は深そう
ようやく分かったみたい
飽きるぐらい
考えてきた
誰も傷つかない方法は何か
さよなら
こんなふうに終わればいいのに
別れの台詞も決めずにはいられない
もう二人は行き場を失う
笑顔は見せ掛け
さりげなく様子を窺う
終焉を待ってるだけ
飽きるぐらい
考えてきた
誰も傷つかない方法は何か
さよなら
こんなふうに簡単には終われない
別れの手順も踏まずにはいられない
なんせ二人は恋愛小説家
恋に恋をする癖がある
今日を迎えた原因も
綺麗事に全部塗り替えてる
さよなら
こんなふうに終わればいいのに
最後の台詞も決めずにはいられない
さよならなんて言えない
だって二人は恋愛小説家