8月の雪 Lyric & Music:Tack
夕暮れ 窓の外を眺める
あの頃 一緒に歩いてた道
思えば この街には二人で
溢れて 今でも眩しすぎて
いつまでも一緒にいようねなんて幻想
でも…信じてた ずっとずっと信じ続けてた
8月の日差しが震えるほどに冷たくて
君のいない部屋のドアの前で動けずにいた
二人で初めて書いた南京錠の文字は今
まだ残っているかな?知るすべはもうないけれど
春夏 秋が過ぎて冬が来て
いつでも二人の季節だと言って
離れたくないから遠い予定まで
指切りする時が本当に幸せだった
今年の雪が舞い落ちる時には一人だから
暖める相手もいない なのに手が冷たくて
二人で初めて行った二年参りで願かけた
来年も幸せであることはまだ叶わない
8月の雪が降る あなたと同じように溶け
消えゆく まだ側にいてほしいとは言えないまま
二人で初めて来た粉雪の舞うこの場所で
会いたい また会いたい 永遠に叶わない思い出
会えない もう会えない あなたのいない夕暮れ