このまま夏と埋もれて化石になりたい
二人でなりたい
確実に滅んで残りたい
さりとて君をどうして誘ったものだろう
誘えたものだろう
今だけが全ての人なのに
踏み込みが甘いと思って片足で藻掻くけど
たやすく愛していると次の季節まで
言えないままなら
僕らダイナソーみたいに滅んでしまうのが理想
切ないけどそれしか無さそう
遙か上の方の空で待ちわびる秋はきっと
恋人らの憂いの表情見飽きているよ
お守りする約束も幼気じゃないから
破って捨てた
今でこそ健気な君なのに
静かな暮らしはどこだ
呼び合う名前がこだまするだけの
落ち着ける場所まで行きたいよ
このさき平らな未来が待ち受けて怖いのに
何かと犠牲を嫌って次の奇跡まで
為す術ないなら
僕らダイナソーみたいに化石化しちゃうのが理想
あばら絡む化石になるよう
きつく抱いていようと思うよ
心の形で残ろうあばら絡む化石になるまで
抱きしめたいよ
僕らダイナソーみたいに滅んでしまうのが理想
切ないけどそれしか無さそう
だけど大事なものは滅ばないことを話そう
恋人らの唯一の義務だろ?
今は有象無象でいいよ
化石化しちゃうまで待とう
あばら絡む化石になるまで
きつく抱いていようと思うよ
心の形で残ろうあばら絡む化石になるほど
抱きしめたいよ
愛しているよ