見えない明日のことなど忘れて
我が身を投げ出して捧げる覚悟で
左手に盾 右手で重い剣を握り
闘うべき相手を見据える
絶望しか無いとしても 守るべきものがあるから
例え命を賭しても騎士の定め
立ちはだかるものは斬り捨てる
すべては国と我が王のために
消えない心の傷さえ忘れて
我が身を投げ出していった友たちに
指輪をはずし 胸の十字架を握り
最期に教会へと赴く
もし数には劣るとしても 怯まずに勝利を信じて
例え命を失っても騎士の理
命を乞われても斬り捨てる
すべては民と仲間のために
戦に勝てないとしても 目を閉じて祈りを捧げて
例え命を散らしても近衛の定め
十字を切り戦場へ踊り込む
すべては愛する王女のために
騎士は雄たけびを上げ いざ戦場へ踊り込む
幾千の敵に挑み続け いずれ命果てる....