曖昧
小さい頃は何気なく見上げてた空 
とても高く青くて…

大人になって忙しくめまぐるしく急ぐ人並みに紛れてた

君と手をつないで歩いた道 何気ない事でも笑いあって
苦労、苦悩二人で乗り越えてゆけるさ、どんなに未知でも 思い描いてた夢と 現実が離れてく 少しずつ…少しずつ…心に雲がかかるように…君が消えていく…

曖昧に見えた空の色はあの日の僕のままで…
あなた、思い出せる夜にもう一度 そこにかえりたい…

忙しさに追われ、会えない日々が続く…君は『しょうがないよ』と小さな声でつぶやいた…

『それじゃまたね…』そのまま時が止まってすべてが消えてしまう気がした

言い訳ばかりの日々で傷つけて、『会いたい』なんて言葉を並べて 辛いのは二人なんていいながら また今日も言い訳ばかりで…
思い描いてた夢が いつか二人離れてた…少しづつ、少しづつ 思い出に変わってく…

僕に見せた君の笑顔が 今は思い出せない…
時は常に流れてくのに、まるで一人残されたようで…

曖昧に見えた空の色はあの日の僕のままで…
あなた、思い出せる夜にもう一度 かえりたい…

広がる空に続いてく雲 寝転び二人話したね 『寂しい時や、会いたい時は必ず傍に行く。』

つないだ心と心がスルリこぼれ落ちてく…
寂しさ埋めるはずなのに 寂しくさせてたのは 誰?