今、暗闇の中、ここを通り過ぎた光 君は感じた? 俺は感じたんだ
全ての始まりはあの時だった 覚えているかい
君の心や、脳の中でさえも
理解できる気がしていたんだ
君が残した香りと俺の心の痛み
それはまるで傘のよう …それでも雨は降り続いているよ
どこへ行けばいい 君なら分かるだろうか
せめてもう少し 君と離れられたらいいのに
君はもう新しい場所を見つけた? 俺はまだ 前に進めない
足元のやわらかい鎖が邪魔をするんだ
君の手や髪の感触さえ
今は感じることが出来ない
手渡された悲しみ 俺は手にすることが出来なかった
今も鮮明に覚えている …それでも雨は降り続いているよ
今、この手に願いを込めて
この手で君の背に触れたい
土砂降りの中、傘もささずに歩く君
振り向きもせず、ただ歩き続ける
(たとえ俺がずぶ濡れになったとしても、君と俺の間に降り続くこの雨は、止まない)
明けない夜は無い、そんな戯言 俺には信じられない
曇る俺の心の窓
時と共に迫る衝動の前に、俺はただ…無力なんだ
俺たちはいつもあの場所にいた あの場所に…!
俺たちはいつも一緒にいた 覚えているか
…心の中のあの場所を 壊すんだ
俺の一方的な決意
それでも握り締める、約束の形
本当は小さく震えている君の肩
…振り向きもせず、君はただ歩き続ける
(抱き締めたい…でも出来ないんだ 雨は音も無く、今も降り続いている)
words by Yoshi (Vo.)