竹尺
朝から晩まででも持て余すような 一日がどこまでも続いているから
永遠という言葉で表せるような 終端が霞んで見える毎日

そんな永遠はせいぜい竹尺の30cm

厚いペイバーバックの1ページのような 退屈な序章がいつまでも続いて
物語は起承転結を忘れ 最後のページまでダラダラ進んだ

片手の長さにも満たない時間を それでもただ持て余していたんだ

僕の永遠はせいぜい竹尺の30cm