Feb12
ペイント イット ブラック
2012年2月12日 ユッキー
僕は音楽的にかなり偏食で。

最近の音楽に疎い

という次元ではなく

70年代後半、いわゆる「パンク」というジャンルが現れた辺り以降の音楽は

はっきり言って無知に近い。

これは笑い事ではないのです。

音楽の歴史が40年近く止まってるわけですから。

いろいろ聞いた方が絶対に幅は広がるし。糧は多いほどいい。

頭では分かってるけど、もう耳がおかしくなってる笑。

かつて、偏食はよくないと言われ、がんばって最近の音楽を聞いた時期がある(それでもニルバーナやレディオヘッドなど笑)

そしてふと気付く。


なぜ、がんばって音楽を聞かなければいけないのか?

と。



また60年代を聞く。


どうして耳がこうなってしまったのか?

いろいろ考えてみた。

まず歴史的にも70年代は激動の時代だった。

ジャズ、ソウル、ブルーズなどのブラックミュージックに影響を受けてたポップス(ビートルズやストーンズもあたはまる)

の勢いが弱まり廃れていった。

そうして黒っぽいサウンドが薄れていき、白人による白人のための新しいポップスが産まれる。

そんな過渡期が70年代後半だった

と僕は思っている。

ビートルズ?イエスタデイ?

恥ずかしくて聞いてらんないよ


という時代があったらしいけど、多分その辺りなんでしょう。

当時のモダンなサウンドがどんどん産声をあげた時期が70年代半ば。

その後、80年代に入り、例の打ち込みダンサンブルサウンドが流行る。

70年代ならまだ聞けるんだけど、80年代に入り、あのサウンドが流行ると、僕の体は完璧に拒絶反応を示してしまう。

もはや何がいいかまったく分からなくなる。

どう考えてもエルビスの方がかっこいいだろ、ギターはジェームスバートンだろ

と…。


まぁ、単なる好みなんだけどね。

そりゃいいと感じればたくさん聞くけど

いいと思えないもの(あくまで自分の中で)をがんばって聞いても

体に入ってこない。影響も受けない。

まぁ、そんなもんじゃないでしょうか?


こうなると二つに一つ。

勉強と捉えて、いろいろ聞くか?

胸を張って偏食するか?

僕は後者になってしまうようです。


オリジナルを作る時も

「ちらっ」と程度に香らせたいあの時代。あくまで「ちらっ」と。もろにやっても形骸化するしね。


ベクトルは

矢印がどこを向いてるか?

じゃなく

矢印がどれくらい伸びてるか?

が大事だと思っております。


何が言いたいかと言うと

時代錯誤が甚だしい僕ではありますが

明日の一人弾き語り、がんばります

という話でございました笑。

新宿レッドクロスで19時からチケット代無料でございます。

どうぞよろしく!
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