Nov1
家の広さ
2013年11月01日 3わのペンギン
ジャズのアンコールでヒップホップで曲はスタンダードという
のも驚かなくなりました。元々両者の距離ってファンクよりも
近くて動画でライド・シンバルはスウィングそのもので奇数で
バスドラム偶数でスネアドラムってやっていて「ヒップホップ
なドラム」とタイトルをつけた人すらいます。その昔ジャズ・
アルバムの最後にソウルとかビートルズとかのカバーをいれて
たあの無理矢理感はありません。

で、このヒップホップはハウスとかなり被っています。単にク
ラブとかかえているときのDJのミックスで自然とそうなった、
ことDJがラップしたいときはそういう流れをつくらないといけ
ない、そういう曲が要るということですが。ヒップホップのネ
タもとはブガルーとかアシッド・ジャズとかがでてきますがそ
の2つは普通の大衆的なジャズからサンプリングしては他と混
ぜたりループをしたりと○段論法でいけばジャズとハウスはそ
う遠い関係ではないことが導き出されます。他の見方でヨーロ
ッパ・ジャズを聴いていた層がある時からテクノを始めて「他
と違うことやろう」と自室のストックからジャズのレコードを
だしたのもないとはいいきれません。クールダウンにブガルー
をそのままかけたら「それにおまえのヒップなのを入れて流し
てくれよ」といわれたこともあるでしょう。

私の視点の中心はジャズになりますが視野には勝手にハウスが
入ってきていたと。ヒップホップに嫌悪感を抱かないしブガル
ーも面白いし、ここにレゲエが入ってきます、私の場合。でも
名だたる有名人の次の世代からになるのでダンスホールとかダ
ブとか私はつくれないけど聴く分には全然問題はないです。

各所で「ファンキーじゃないけどしっくるきてる謎のバックビ
ートは何だ」と思われて「それって何の曲?」と訊かれて「さ
ぁ~ただレゲエも聴くんで適当にしたんです。」なんて何度も
スタジオの中での会話でありました。「間違っていないけれど
自然じゃない感」というのはこれに限らず巷でも多々あるかと
思います。

そうやってあれこれ結んでいくとハウスが網羅するエリアって
かなり広くなります。実際、細分化しようとしてはいるようで
すが今度はその間なのがでてきたり突然変異なのがスマッシュ
ヒットしたりとW先生も追いつかないのが現状です。

その昔、ジャズで自慢大会をするが結果、表記したらとんでも
ないコードになったような事象が規模もエリアも違うけど世界
レベルで行われているのは確認されています。
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